M Y // R O O M M A T E

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マイルームメイトとちいさな ぼくのものがたり。http://cat-chat.dreamlog.jp/
マイルームメイトと
ちいさな ぼくのものがたり。

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B O D Y / O D D

B O D Y / O D D

おはよう




数時間前までぼくは東京にいた




秘密基地のような場所で
数杯のラムコークを飲み
ループされる音楽に
脳ミソはかきまわされ
肉体をごそごそとえぐられ


ぼくは
どこかにカテゴライズされることなく

そのリズムにただただ合わせて
ダンスをしているだけだった



音楽の美しいかけらたちが
ぼくの肌をそっとなぞり
ときには血を滲ませた



ぼくは名古屋に帰り
いつも朝歩く道を逆に歩いている



なんて美しい朝
まだ知らない世界がぼくにあった



そして午前4時の渋谷の空気を
きっと忘れないだろう




滲んだ血がぼくの体内に染み込んでいく

ね、右目の視力が落ちてきてる?
片目ずつパチパチやれば
見える世界が違う

中学のときからずーっとだ
最初、黒い棒のやつをあてたとき
その世界の違いにぼくはあわてた


今やそれに慣れてるが
たまにパチパチしては
ほんの少しだけ不安になる





朝 ラジオをきき
電車の中では本を読む
少し耳障りな会話や電車の音も
案外平気になってきた


今日は常滑から金山まで50分のやつ
今また乗り替え、再び電車
そして20分夜道を歩く



今日は確実に日付をこえる


少しだけ酒をのみ
また少し本を読む


眠りにつく
最近はいつも夢を見る



しかもちょっと苦しい夢
でも悪くない
なんだかしょうにあってる


最近はこんな感じだ






いつかどこかの街のビルボードを
ふたりでジャックして
屋上のすれすれのとこで
足をブラブラさせながら
一緒に にかにかしてたい



地上の誰かがぼくらを見つけて
インターネット上にあげたところで
煙のように消えるんだ


ビルボードに何をかこうか、
今ぼくは考えてるところ。
芸大へ

芸大へ

父の命日に合わせるかのように、今年は風邪をひいた。寒気を感じる。

2年前には出勤中に自転車で大コケし、膝のところが破れ、ドクドクと赤い血がつたい流れた。道路側へ倒れたから、もしうしろから車がきていたら本当にやばかったと思う。

こんな感じで、毎年この時期は体がだるかったり、痛かったりだけれど、父が「忘れてないか」と近くにいてくれてるような気がしてならない。




そんな2月にマヒトさんの 不完全なけもの がリリースされ、私の部屋で日々鳴ることになる。まずは歌詞だけを一度目を通し、そこからはしっかりきくというよりか、ごはんを作るとき、食べているとき、お風呂に入っているとき、お化粧をしているとき、繰り返しずーっと鳴っている。私はいつのまにか唱えるように口ずさんでいた。

あぁ、お経みたいだな。

それにこっそり やさしいメロディをつけて。
こどもの頃にふれたよーな
体内にトクトクとある なつかしいやつ。


(あ、失敗の歴史なんかは、子どもたちの合唱でうたってるイメージが ぼくにはあるんだ。本当に。)


そう言えば、家におっさま(方言で和尚さん)がきて、皆で手を合わせる時間も、お経はすごく心地よかった。一定な ぽくぽくチーンとリズムもよく、そのおっさまの声も美声だった。そのとき、姪のひなちゃんも泣き止んでたように思う。ただ、私は慣れない正座に足をしびらせていたのだけど。


見えない世界とつなげてくれてる音楽が、大切な2月に届き、とてもとてもうれしく思う!





話はかわり今週末は名古屋芸大まで、大好きな森本千絵さんの講演をききにいく。数年前、六本木の新世界でロバートハリスさんとのトークショーを見に行った以来だ。千絵さんはワインをのみながら、楽しそうに ちょいワルおやじ(←古い!笑)たちと話していて、私はうれしくなった。客席には業界人的なにおいのする方ばかり。私は隅の方でドキドキしながらビールをのんでた。

今回は大学、しかも芸大、しかも卒展というのがわくわくする。大学の雰囲気はお気に入りで、あの無機質なおっきな建物がなんだか好奇心をそそる。空港が好きなのと近い感覚だ。

千絵さん、どんな話をされるんだろう。

私はその前に髪を切り、着ていく服を決め、手紙を書いたりしたい。



そして、日曜は突然少年のライブ。
今までは *ひとり* で見に行っていたけれど、今週末は友だちが何人かいる。なんだか独特な においのするスリーマン。関東関西の真ん中でどっちもとらわれない、ここ名古屋で、いい悪いもすべてくちゃくちゃにしたような日になったらいい。個人的なやつだけど。




あと、もっともっと個人的に言えば、
ラッキーがききたい。

ぼくの大好きなうただからね。
I'm nothing.

I'm nothing.

今朝ごみ捨てに間に合わなかった

予定していた実家へも帰らなかった

少しだらだらとしてしまい
ごめん かえらない

と母へメールするのが遅れた


生理でからだがだるく
なんといっても寝不足だった
ベッドの中にいる時間が長い日だった








もう今日があうの最後かもね

そう言われてそうかもなー
と思って
一瞬さみしいのかと思ったけど
そうでもなかった


だってひととは
もうそんな感じだから
いつもそんなイメージでいる


わざわざ最後と言われ
逆になんだかそんなふうにピックアップされて
私はくすくすした

だって目の前にいるのは
今日会う約束をしていなかった人だから

その日ひょんな感じで会うことになり
深夜3時すぎまでお酒をのんでた
変な時間から入店客も何組かいて
終電だから 明日があるから 帰ろう
みたいな感じはもうなく
それが居心地がよかった

そこからまちをふらふら歩き
一緒にタクシーをひろった



何の話をしたかと言えば 何の話もしていない
話せてよかったというフレーズは
今や私の中にはない

むしろ思い出すのは
わたしは何者でもないと言ったら
何者でもあると言われたことに
なんだか悲しくなった

何者でもない方がよかったから





タクシーをひろうまえに
カラオケにいこうと言われ
わたしの方がもう直にくる朝の予感にひるみ
家に帰ろうと言った





何者でもない


何者でもない




生と死が同居する2月に
もし わたしは何をうたっただろう



何者でもない人になれるうたを

今日もさがしてる










https://youtu.be/06GKaoMDMLU
ナイン・ストーリーズ

ナイン・ストーリーズ

福井の旅から帰り、再び名古屋でもサリンジャーに関する映画を見た。まだ、ライ麦畑の本を読んでる最中なのだけど。

真夜中にひとつ思い出したことがある。
今、私はこの年で初めてサリンジャーにふれた気になっていたけれど、15年前くらいに手元にあった。

当時の恋人がサリンジャーのナインストーリーズを「ぜひよんで」とくれたように思う。水玉の文庫本の表紙を昨晩インターネットで見て、それを思い出したのだ。ブログに写真も残っていた。

当時、好きな人が教えてくれたものだからと、がんばって読んだ覚えがあるけれど、当時の私には少し難しく、すべての話を読む前に本を閉じたように思う。

ヘンテコで愛おしくて、
ロマンチックで孤独な人だった。

実家にあるかな。
次帰ったとき、探すのが楽しみだ。


https://youtu.be/gAUYWxvsavw
くせ の はなし

くせ の はなし

もしおなじ くせ を持っている人がいたら

せーの で
おなじ本をとなり合わせにして
その三角の感じに くすくす笑えたら いいな



おなじ?

ちがう?



それぞれそのページをひらいて
ワインなどのみながら
あーやこーや話して 眠りこけたい


いつまにか
日々 それぞれが
物語のつづきを想像して
またこの場所にやってくるのだろう
am 2:04

am 2:04

1981年2月4日うまれ。
水瓶座でAB型。


私は星野源さんとうまれ年と星座、血液型が一緒である。それを思うだけで何か不思議に気合いが入る笑


20代前半にSAKEROCKに出会い、ほぼ私と同い年の4人が全国を駆け回り、かっちょいいライブをし、バンドワゴンで打ち上げの席でおちゃらけながらいるシーンがもうとても大好きだった。DVDのツアードキュメントを繰り返し繰り返し見て、友だちになりたくてしょうがなかった。いや!もうバンドワゴンに一緒に乗り込んでいる気持ちだった。

SAKEROCKに関わる大原大次郎さん、平野太呂さんなど、とにかくまわりのつながりも楽しくて素敵で、他の作品を手に取ったり、展示に足を運んだりした。好きなものはあれから今、変化していたりするけれど、そのまわりのことも知りたいとあさり、またより好きになるその感じはずーっとある。

その中で特に大原さんは当時の私にとても影響を与えてくれた。私は何者でもないけれど、とにかく気になる人とは話したくてしょうがない。ミーハーなのである。その記念のブログがこちらである!
http://cat-chat.dreamlog.jp/archives/51727762.html

あ、このブログの中にも水瓶座の方を紹介している。こりてない笑

人柄や考え方、好きなものが同じでなくても、うまれ年が一緒だったり、誕生日が一緒だったり、星座が一緒だったり、それだけで幸せだったりする。だって、星占いを見る場所が一緒なんだよー、あー、くすくすしちゃう。

ちなみに私と同じ誕生日は、群馬のぱちちゃん、青木兄弟(双子)、あさりさん、職場で一緒だった先輩。

そして、2月の父の命日は、初めて江戸川区平井のPARK GALLERYに行った日。店主は私と同じ苗字な加藤さんだった。3月の父と同じ誕生日なのが、清丸くんと私の髪のカットを担当してくれてるしゅんくん。

2月が近づくと父を思い出して、やっぱり今日の帰り道のように、じんわりするけれど、そのかわりにその忘れられない日に重なる日が、生命がうまれ、出会いがうまれる日でもあるということ。
もうおめでとうと言えないと思っていた日に、またおめでとうが言える日になったこと。

私はその重なりとその時差に愛おしさを感じる。


今日の文章は、朝にアップされていたマヒトさんのコラムを受けてのもの。マヒトさんの文章を読むのが私は純粋にとても好きだ。朝にアップってなんだか珍しいなと思ったのだけど、文章を読んだら、ふふふと思った。夜のにおいがする人。そう、夜があけると朝になり、また1日が始まる。でもそこに境目がない。じんわりと黒からの色のグラデーション。それはとてもきれいなシーン。

(あ、ちなみに私はマヒトさんが本名だったら、漢字は真人と書くのかなぁと想像して、「真」がおんなじや!と勝手にうれしくなる妄想を繰り返しています。超なんだか超すみません!笑)



何かをステージで叶えなくても、目の前にあるのにな。目立つ人や、きらびやかなものだけにおめでとうを言う世界よ。人のことをとやかく言う世界よ。飛び交うハートマークもどんな意味があるのだろう。

私はただそれが居心地がいつも悪くて。今日は軽やかなことを書いているけど、実はさっき帰りの電車で吐き気がしていた。休憩中に食べたものがよくなかったのか。久々の体の感じに、いろいろなことを思い出して、悲しくなっていたのだ。だから、文章を書いてる。




ね、そこにあるよ。




もっともっと目の前に、あるよ。




忘れてないかい?




おめでとうが、あるよ。



だから今日も目と耳をすましてる。
今日という日に。
東京

東京

おはよう
朝からぜんざいを作りました

いいてんき。



昨晩は日付変わる頃に
トーキョーにいる はっちゃんにメールをした

名古屋で見たときよりも
すごくすごくGEZANは進化していたって!
言葉にできないくらい!って!
また一緒に見ようねって!

私はとってもうれしかった!
インターネットの世界だけではかるのは
なんだかもどかしくて。

遅番でお仕事中
腕時計を見て、ライブが始まる時間で
心のなかでよしっ!て唱えてた

写真を送ってくれて「東京」の歌詞にもふれた
夏に名古屋で初めてきいた曲。
うれしい

はっちゃんが今のGEZANの温度を伝えてくれて
そいで はっちゃんの温度もあいまって
私はまたわくわくしてる!




2019

また音楽がもっともっとふくらむ予感!


冒険の心で。
神様?

神様?

手紙を何通か書いた

祖母が残してくれた62円切手があった

それを丁寧に貼り
ぼくは街に出た

橙色と灰色が混ざる空

道の途中で出そうと思っていた手紙たち
少し忘れていて それと一緒に白龍神社に行った

神社になれないぼくは
神様に対してどう振る舞えばいいのか
小さいインターネットの画面で確認してた

でもそれを閉じたとたん
やっぱりどうすればいいのか分かんなくなって
まっすぐとにかく手を合わせて祈った

うまくやれなかったから
だめかもしれない



でもそこから小さいぼくの世界は ゆれる


携帯の画面に落ちる雨が 小さな なみだ

公園の角から角を歩く
ぼくの足で斜をそこに置く

ぐんぐんとコインランドリーのにおい
前に通ったときはそんなのなかったのに

地下に走る中央線とぼくは交差する
それは回送電車


ここまできて
ポストに誰かからの手紙が入ってる予感は




はずれた




いい具合に神様にすかされてる


ぼくはいつもの部屋にいる
ピアノの音色をきいてる


神様はぼくのことを祈る前から見てる



おばあちゃんなの?



ぼくは今日も見えない何かに話しかけてる



これから ぼくと神様と仲直りな日々がはじまる




https://youtu.be/ozre6Y0D88I
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