帰り道はずーっと音楽と隣り合わせでいたけれど、最近は8時から働き、夜の自由な時間が少し増え、映画館やライブハウスのスケジュールを帰り道あさり、遊び相手を探してる。この年で暗い感じだけど、案外好きだ。
※
髪を短くきった
といっても もともと短いのだけど。
20代は髪を短く切ると決まって母親に怒られた。男の子みたい。女らしくしなさいと。
先日会った母親に、
太いパンツ、真っ黒なジャケット、
ベリーショートな髪、
私は久しぶりに怒られると思っていた。
でも何も言われなかった
でも母はなんだか何か言いたそうだった
心配なんだろう
酔っぱらって
自販機に頭をぶつけ
血を流しながら
街を全力で走るシーン
ー『生きてるだけで、愛』
私なんて
酔っぱらって
チャリで大コケし
前歯が欠け、大須に血痕を残した
救急病院へ
次は家の玄関の扉にぶつかり
目の上を切る
枕に血が滲む朝
次は、ブラフマンのコピーバンドに興奮し
前に突っ込んでくちびるを切る
すべて鏡越しはホラーだ
ただ、すべての帰り道はなんだか幸せだった
特にくちびるのときは
帰り道の星が満点でめちゃくちゃ綺麗だった
綺麗や幸せの中に血が滲んだ
母親に話していない3つのエピソード
こんなの話したら、心配かけてしまう
そっとしまってる
※
私は好きな人たちが綴る文章が好きだ
できれば夜な夜な話したいから
今日は浅見さんの文章を読んで
赤ワインをのんでた
携帯から目をあげたら
涙がにじんでたのが分かった
みんなやさしいなぁ
ヒリヒリするって表現が、なんだか苦手だ
全然かっこよくないよ
やさしさ
やわらかさ
音楽だよーーーーー
おーーーーーい
インタビューを読むのは大好きだけどさ、
できれば
好きな食べ物
好きな色
好きな映画
好きな言葉
将来の夢
そんな卒業文集に書くような
もっとかわいらしい質問してよ
ってよく思うんだ
そしたら、
明日のごはんは好きな人の好きなもの
お洋服はその好きな色
DVDでレンタルした好きな映画
人に伝えるときに宿る言葉
憧れを。
真似に見えるけれど、
実はそのちょっとしたうれしさと
お守りにくるまれた安心の中で
自分が見いだされてくから。
ねー
https://youtu.be/Iotj8xOcJgE
意味わかんないけど きれい
だから好き
ぼくの好きなものは そんなもんばかり
くにゃりと青い眼でダンスするイメージ
赤い血を流し まちを駆けるイメージ
気持ち悪いダンスするように ぼくは夜を走る
red light
green light
右眼の視力が悪いんだ
片眼を覆うと
たまに色が混じりあう
ぼくはその滲みあう色に 翻弄されてる
それがぼくの居場所
https://youtu.be/vYb9jFywnak
今日はいつもと違うスーパーへ
スーパーに入って右手に
小さいお花の売り場がある
私はそこを一番最初に眺めるのが好きだ
季節の花や色を見る
そこから食材コーナーへ
今夜はトマト鍋
ライブの余韻で料理をしてる
赤いスープにいろいろな色の野菜などをいれる
いい香り
*
まゆこさん!
わぁ!お久しぶり!どうしてここに?
同僚がClimb好きで、一緒に見にきたんです
そして、初めてGEZAN見ました
いいですね!見れてよかった!
トーキョーからナゴヤに
お仕事で移り住んだ女の子
久々の再会だった
出会いもひょんな感じだったのだけど
まさかハックで会えるなんて
またね!
彼女と私の顔が同時にほころんだ
*
家に着き
ポストを開けたら
宮城の友だちからの手紙が舞い込んでた
音楽の余韻に包まれていた私は
封筒を開ける前に
とても予感がしていた
かわいらしい封筒の中には
青葉市子さんのツアーフライヤーが
そっと折り込まれていた
その日、夕方のやわらかい時間に
市子さんの新作をききながら
街を歩いていた
私が郵便屋さんとすれ違ったシーン
彼女に会いに行ったときに
一緒に訪れた場所
塩竈市杉村惇美術館
あの素敵な場所で市子さんはうたうよう
そして彼女はいつも
私を次の旅へと 導いてくれる
あたたかくなったら
東北へ旅しようと決めた
*
ハックの扉を開けたら
私は久々に再会する三重の友だちに会った
彼女は赤とゆーか
エンジ色のかわいいチャイナ服を上下まとい
なんだかチャーミングすぎて
私は頬を一気に染めた
大好きな音楽で隣り合わせで
時に顔を見合わせながらダンスをした
一緒に手をあげ
一緒にうたった
さぞかし滑稽なふたりだったろう
ユニークだったろう
笑われてもいいって言ったでしょう
本気の音楽には
本気でいるから
これを書いていたら涙が出た
大切なもの
私の大好きな音楽は
出会ってから ずーっと
物語をつむいでいてくれる
ありがとう
さっき、コンビニまで歩いていたら
前からギリギリまで自転車が目の前まで
突進してきて あぶなかった
自分は幽霊なのかもなー
と一瞬思った
だからふらふら旅できるのかもなーって
今日の休日はめちゃくちゃ寝たからなのか
頭がぼーっとしてる
コンビニで冷凍のホウレン草を買った
帰ってから、餅を煮た
*
昨晩、
仕事からあがったのが日付をこえてからで
ケータイを見たら
友だちからGEZANのインタビューがあがってる
とメールがきてた
なんだかニヤケテシマッタ
みんなが気にかけていて
あれからアクションをくれる
送られてくる手紙やメールもそうだ
雨の中
インタビューを読みながら帰った
正直いつ車にひかれるかも分からないくらいに
むしろ昨晩ひかれてたのかもしれないな
あびこさんのインタビューは柔らかい
文字から音楽にくるまれる
そうだ
いつしか ハックを出たら あびこさんがいて
数年前、私自身 群馬高崎に住んでいた頃
「駐車場でキラーパスをきいてる 泣いてる」
みたいなことをTwitterで群馬のどこかの街で
あびこさんがつぶやかれていて
私はそれを読んだときとてもうれしくて
その時のエピソードをどーしても伝えたくて
ハックの外でお伝えしたことがある
そのとき林くんが隣にいて
全体的にこそばゆい感じになったのだ
いつも、ライブ終演後、
階段をあがり、ハックの外に出る瞬間が好きだ
目の前はただただ立体駐車場なのだけど ね
もうすぐハックフィン
最近はハックばかり行ってる
ハックフィンは1981年うまれのライブハウス
私のうまれ年だ
だから居心地いーのかな
友だち行くのかな
みんながいたらいいな
GEZAN見るの今年さいごになるのかな
ちょっと胸がキュッとなる
トクゾーでは踊ってばかりの国
平日の今池がたのしーよ
昨晩はリンガーハットのカウンターで
ちゃんぽんを食べた
牡蠣3つのやつ
大好きなコーンをトッピングした
スープが美味しかった
帰り道に音量あげてきいた
トモフスキーが最高だった
今日は今から出勤だ
https://youtu.be/TzDqW_tChng
ぼくが 生きている間に
MY ROOMMATE という 映画が撮れたらな
え?
まぁまぁ ぼくは本気だよ
https://youtu.be/quthO82MU7w
大阪に行くまでの
アーバンライナー車内での会話
道頓堀で撮った おちゃらけたグリコの写真
わなかのたこ焼を路上で食べたシーン
堺駅周辺の日常の風景
名古屋の友だちと挨拶をかわし
きれいな夕焼け空に出会う
とてもいい風が私たちの間を吹いていた
Killerpassのライブがとてもロマンチックだった
アルコールがいい具合だったので、
林くんが音楽のフラットな場所で吐いた言葉は
事細かに今話せないけれど、輪郭が柔らかく、
そしてとてもやさしかった
拙いように見えるが、めちゃくちゃまっすぐ
かなわないくらいに
友だちへの感謝の気持ち
そして せーの で4人が鳴らす
ひとりの部屋から、心が爆発する感じ
音楽だ
私の住む街にこの音楽が鳴ってるから
私は息を吸うことができてる
いつもの帰り道に
道端のきれいな小さな花に気付く
小さな街に私ひとり
音楽が宿ってる
音楽と隣り合わせで歩く
GEZANのステージはとても大きかった
圧倒的に今まで見てきた中でも
オーディエンスも多く
私はすごい光景だと感じた
去年と同じシーンが最後にあった
wasted youth
何度も何度もYouTubeで見ていたシーン
見すぎていたからなのか
少し違和感があった
私がひねくれものだからか
好きすぎるのか
期待しすぎてるのか
もうGEZANは空を飛んでいるのだから
過去をなぞる感じに 違和感を感じた
おっきいステージだからこそ
私はただおっきな場所が
少し苦手なのかもしれない
私はちっぽけだし
すごいことなのだけど
特別が馴染まない時がある
だからこそ、11月のハックで
また確かめに行こうと思っている!
十三月のチームの作り上げる力
現場に行き めちゃくちゃ強いと思った
たぶん本当に世の中が狂ったとき
こんなチームが声をあげたり
アイデアを出したりして
新しい場所を作っていくのだと感じた
あの日の余韻はもう日常にさらりと溶けた
私はわたしだ
Silence will speak
耳と目をすまし
感じていく
昨晩、daily lunch studioに遊びに行った
flower marketのあとの平日は私の楽しみだ
1年ぶりに再会したおふたりに
ラジオをきく楽しさを教えてもらった
みんなといろいろ話してたら
うっかり最終のバスになった
今日は遅番
友だちに手紙を出し
メールを数件送り
ラジオを流しながら洗濯をした
空が青い
いつもより いい気分だ
昨晩、ハックフィンで
突然少年のライブを見に行った!
とゆーか、
私はどうしてもどうしてもどーしても
4人に会いたかった
2回目に会うと仲良くなれるのを知ってる
好きだったら会いに行くこと
ともだちなるってそう!
だから!!!!!
私は仕事後、微妙に開演に間に合わなくて
ひとバンド目が終わるまでと
スーパーマーケットで缶チューハイを1缶買い
駐輪場の段差に座り、ひとりいた
そしたら、誰かの走る足音!
ハッと手元の携帯から目をあげたら
ちっさいモヒカンの男子が走っていた
え!?
せんちゃん?
何か忘れもの?機材?
いや、でもあの背中の感じー。
数分後、メンバー4人が横並びで
ハックフィンから今池の大通りへ
一斉に駆け出すシーン!
突然少年だ!!!!!!!!!!!!!
でもなかなか帰ってこない
どこいった?
結局、私はふたバンド目もほっぽりだし
私はあたりを見渡してた
そしたら、パタパタとこちらへ
息づかいがきこえてくるよーな 4人のシルエット
私の前を通りすぎる
目が本気でドキドキした
あとからきくと今池から千種駅まで
走っていたらしい
私がいつもいる街に突然少年の走る足音
私はそんな4人のシルエットが大好きだ
歌う姿も 演奏する姿も 鳴る音も 表情も 言葉も
すべてのシルエットが本気で重なりあう
それぞれ 4人のシルエット
私は目を見張る 脳内に焼き付ける
めちゃくちゃかっこいい
ずーっとずーっと見てたい きいていたい
終演後、ボーカルのせんちゃんや
ベースのとだげんいちろうくんと再会の握手
また会えたこと
うれしかった!
もうその余韻が今日の仕事終わりも
またブワリとぶりかえし
まじで抜けないのだ
特にとだくんとはスーパーのとこで
かなりの時間話した
かなり、と言っても数十分なんだろうけど
バンドをやっている人で
名古屋じゃないところからきた方は
いつも時間を気にしながら話さないといけないから
それが実はいつもさみしい
昨日はいつもより少し
音楽の特別な時間だった
いろんな話をした
お互いの好きな音楽の話や
うまれた場所
好きな街の話や
これまで見た景色
バンドのこと
前から仲良かった
友だちのような感覚で話してた
彼らが今の私の年齢になったとき
私は50歳をこえてる
彼らが大人の顔つきで
いや、大人になりきれない顔つきで
まわりの変化もいっぱい浴び
バンドも ぐにゃりと変化しながら
まだ音楽を鳴らしてくれていたら。。。
いや、突然少年の4人は
どんな形でも鳴らしてくれている予感がするから
私は年を重ねても相変わらずだー、って思って
うれしくてうれしくてしょうがなかった
またー!
とだくんと せんちゃんとの別れ際
なんだか なーんの違和感もなくて
あぁ音楽なんだ、だからだ、と思った
私はまた出会い
どんどん音楽が好きになってく
音楽の本気に
いつでも恋をしている
https://youtu.be/VApNjwEbAlo